歯科口腔外科 診療内容

診療・各部門

JCHO神戸

口腔外科<硬組織>

埋伏智歯、顎骨嚢胞、外傷、口腔感染症(蜂窩織炎、歯性上顎洞炎)
埋伏智歯、顎骨嚢胞、外傷、口腔感染症(蜂窩織炎、歯性上顎洞炎)
智歯(親知らず)抜歯などの外科治療を年間1000件程行っています。 初診時はレントゲン撮影と処置説明を、2度目の受診時に処置を行います。難抜歯が予想される場合や、強い恐怖感のある患者さんには、全身麻酔下での処置をご提案します。全身麻酔の場合には2泊3日を標準プランとしていますが、状況によっては1泊2日(手術当日入院、翌日退院)のプランをご提案いたします。

JCHO神戸
埋伏智歯・顎骨嚢胞
JCHO神戸

蜂窩織炎

口腔外科<軟組織>

腫瘍、嚢胞、口内炎、外傷、唾石症
舌や歯肉・頬など口の中の組織には、内側に血管や神経、筋肉、脂肪、唾液腺、骨などが存在しています。この口腔粘膜には、口内炎・嚢胞・良性腫瘍などさまざまな病気が生じ、口腔癌であることもまれにあります。病状・処置内容によっては、神戸大学病院(三次医療機関)にご紹介する体制をとっています。

JCHO神戸

口腔内科

舌痛症、顎関節症、三叉神経痛、味覚障害、口腔乾燥症、医科歯科連携が必要な口腔症状全般
口腔内科とは、外科的な治療を主体とせずに全身的背景を考慮した口腔疾患の診断と治療を目的とするものです。当科では、全身疾患や投与薬剤に関連する口腔内症状があれば医師と連携し、治療を行う体制をとっています。
*当科受診時の口腔症状を契機に診断に至った全身疾患の例︓特発性血小板減少性紫斑病、プランマービンソン症候群、運動ニューロン病、メトトレキサート関連リンパ増殖疾患、悪性リンパ腫、中枢性舌咽神経痛

JCHO神戸

周術期口腔機能管理

周術期(手術前後、化学療法中、緩和治療期)における口腔ケア(お口のお掃除や全身麻酔時の歯のプロテクター作成)
周術期は体の抵抗力低下により、誤嚥性肺炎など口腔内の細菌が影響する合併症のリスクが高まるため、口腔ケアが推奨されています。そのため当院入院中の患者様への口腔機能管理の計画と実施を行っています。 なお、退院後も必要な口腔管理が続けて受けられるよう、病状やご家庭の事情に合った地域歯科医院の紹介をご提案しております。

JCHO神戸

有病者・障害者歯科

投薬治療中、身体障害のある患者さんに対する治療
投薬内容や全身症状を考慮した歯科治療の計画をご提案します。ご事情に合わせて入院下での治療も行います。なお、当院では鎮静下での治療は行っておりません。

薬剤関連顎骨壊死

骨粗鬆症の患者さんなどが服用される骨吸収抑制薬(骨を強くするお薬)は、悪い歯があると顎骨の感染症(薬剤関連顎骨壊死)になることがあります。当科では、お薬を開始する方、すでに服用している方を対象に、地域の歯科医院や医院よりご紹介いただき、現在のお口の診断と今後の方針をご提案いたします。また将来的に顎骨壊死が発症した場合にもスムーズに治療が受けていただけるよう、かかりつけ医との連携体制をとっています。

JCHO神戸

禁煙外来との連携

喫煙による歯面のヤニや歯肉の色素沈着は、歯科での治療で早期に消失や軽減が期待でき、禁煙モチベーションにも影響するかもしれません。禁煙外来に合わせ、当科にもご相談ください。

JCHO神戸

老健施設への訪問診療

当院附属老健施設に入居されている方の口腔ケアや歯科治療を往診で行っています。

その他

顎義歯、睡眠時無呼吸症候群用マウスピース、救急治療
インプラント治療に必要なCT撮影は行いますが、治療は神大病院等をご紹介しております。
急な口腔内の腫れ・感染症、出血、口腔内外外傷について、地域歯科医院を通じて救急対応を受付いたします。


セカンドオピニオン予防接種外来専門外来各部門・関連施設看護部訪問看護ステーション
薬剤部健康管理センター健康管理センター(ハーバーランド)看護学校介護老人保健施設