診療・各部門
【稼働中の放射線機器】
- 一般撮影 3室
- 骨塩定量検査 1室 1台
- 乳房撮影(マンモグラフィ) 1室 1台
- CT検査 2室 64列2台
- MRI検査 2室 3テスラ1台 1.5テスラ1台
- 血管撮影 2室 FPD搭載バイプレーン装置2台
- X線透視検査 3室 FPD搭載Cアーム型1台、I.I型2台
- 核医学(RI)検査 1室 SPECT装置1台
一般撮影
胸部・腹部・骨・関節の撮影を行います。
骨塩定量検査
骨の密度を調べ骨粗しょう症などの診断に用いられる検査です。ベッドの上に寝て腰椎・大腿骨頭を測定します。
乳房撮影(マンモグラフィ)
乳房のX線検査です。専用の装置で乳房を圧迫しながら行います。圧迫することで多少の痛みを伴いますが、できるだけ厚みを薄くすることでより被ばくの量が少なくなり、より鮮明な画像を得ることが出来ます。
当院ではマンモグラフィ撮影認定技師の資格を持った女性技師が撮影いたします。
CT検査(Computed Tomography:コンピュータ断層)
X線を用い、身体の断面を撮影する検査です。撮影した画像データーを画像処理システムで処理することで、目的の部位や血管を3D画像で表示することも出来ます。検査時間は5~20分程度です。
当院は64列のMDCT(multi detector row CT)を2台稼働して、24時間救急対応の体制をとっています。
画像処理システムで処理した3D画像
MRI検査(Magnetic Resonance Imaging:磁気共鳴画像)
ドーナツ状の長い磁石のトンネルの中に寝て、電波と磁場を用いて身体のいろんな角度の断面を画像化する検査です。痛みの心配はありません。検査時間は20~40分程度です。検査中は大きな音がしますが、耳栓・消音ヘッドホンをご用意しております。
当院は、磁場強度が3.0テスラと1.5テスラの2台の装置を稼働して、高度な検査や急性脳疾患などの緊急時検査にも対応しています。
非造影頭部MRI・MRA画像
非造影 頚部MRI・MRA画像
非造影下肢MRA画像
血管撮影
当院は2台のFPD搭載バイプレーン装置で検査や治療を行っています。
腕や脚の血管から細い管(カテーテル)を挿入して目的の部位まで誘導し、造影剤を注入して血管を撮影する検査です。
狭くなったり詰まったりしてしまった血管を風船カテーテルで拡張したり、血栓を除去して血流を回復する治療や、腫瘍の近くまでカテーテルを進めてそこから薬剤を注入したり、腫瘍を栄養している血管を塞いだりする治療を行います。
また、アブレーション(心筋焼灼術)による不整脈の治療も行います。
X線透視検査
当院にはX線テレビ装置が3台あります。
2台が汎用機で、1台は泌尿器科検査専用機です。
汎用機では、消化管検査(胃エックス線検査・注腸検査)、肝胆道系検査(ERCP・PTCD等)、気管支鏡検査などを行います。汎用機のうち1台はCアーム型透視装置で、患者さんが寝たままでもさまざまな角度からの透視・撮影が可能です。
核医学(RI)検査(Radio Isotope)
放射性同位元素を含んだ検査用の薬(放射線医薬品)を注射したり飲んだりした後、体の中の薬の分布状態をガンマカメラという装置で撮像する検査です。検査用の薬はごく微量の放射線がでますが、時間とともに減少していきます。この検査で受ける被ばく線量は多くないので心配ありません。
主な核医学検査
狭心症の診断に特化した“負荷心筋シンチ”
認知症、脳血管障害診断に特化した“脳血流シンチ”
癌による全身の骨異常を診断できる“骨シンチ”
・セカンドオピニオン・予防接種外来・専門外来・各部門・関連施設・看護部・訪問看護ステーション
・薬剤部・健康管理センター・健康管理センター(ハーバーランド)・看護学校・介護老人保健施設