看護専門外来

看護専門外来とは

 私たち看護職は、日々、病棟や外来で患者さんやご家族と関わる中で病気と共に生きていく方法を一緒に考え継続的に支援する場を作りたいと思っておりました。そのような思いから「看護専門外来」を平成20年10月より開設いたしました。看護専門外来は、医師と連携を図りながら専門性を高めた看護師が担当しております。

JCHO神戸 JCHO神戸

看護専門外来の目的

  1. 合併症の予防・自己管理ができる方法を一緒に考え、生活していく上で必要な指導を通して患者さんの生活の質を高めることを支援いたします。
  2. 患者さんとご家族から看護への信頼が得られるよう努め、質の高い医療の保障に貢献いたします。

看護専門外来の内容

【 ストーマケア専門外来 】

①内容

 ストーマ(人工肛門・人工膀胱)を持った方は、新しい排泄方法に慣れることが必要となります。入院中に自信を持ってストーマケアができるようになる方は少ないでしょう。そこで、ストーマケアに関する専門的な知識と技術をもった看護師が、日常生活をスムーズに送れるようにストーマケアのお手伝いをさせていただきます。ストーマは、人それぞれの顔が異なるように個人によって形や状態が違うものです。また、体調の変化や年齢によってケアの工夫が必要となるた為、定期的なフォローが必要です。
例えば・・・
・ストーマ周囲の皮膚トラブルに困っている
・家族にストーマ保有者(オストメイト)がいてケアの相談をしたい
・新しい装具について知りたい
・これからストーマの手術を受ける為、不安があり相談したい
・患者会について知りたい
など、相談を希望される方は、外来担当医師にお伝えください。
※装具交換の準備をしてお越しください。

②保険診療による自己負担

在宅療養指導料:1,700円(1割負担:170円、3割負担:510円)
ストーマケア:700円(1割負担:70円、3割負担:210円)

③担当日

第1木曜、第3金曜
担当者が変更になる事もありますので予めご了承ください。

【 糖尿病看護専門外来 】

①内容

 糖尿病と付き合いながら生活している患者さんが、より糖尿病との付き合いが良好になることを目指して、療養生活の改善点を一緒に見つけたり、インスリン療法に関するご相談を受けたり、フットケアを行ったりしていきます。糖尿病との付き合いが浅い方も、長年のベテランの方も、日ごろの困っていることや気になっていることなどご相談ください。糖尿病に関する資格、糖尿病看護認定看護師、糖尿病療養指導士を持った看護師が対応させていただきます。糖尿病看護外来受診を希望される方は、まずは外来担当医師にご相談ください。

②保険診療による自己負担

在宅療養指導料:1,700円(1割負担:170円、3割負担:510円)
フットケア:1,700円(1割負担:170円、3割負担:510円)
外来の内容によっては在宅療養指導料とフットケアの両方のご負担がかかる場合がありますのでご了承ください。

③担当日

月・火曜日午前、水・木曜日午後
担当者が変更になる事もありますので予めご了承ください。

看護専門外来の受診方法

  1. 主治医の紹介が必要ですので、主治医と相談の上、看護専門外来の紹介を受け、予約します。
  2. 予約日に予約票を持ち、内科受付にて受付してください。
  3. 予約時間に担当看護師が部屋へお呼びします。
  4. 受診終了後は、再度受診が必要な方へ次回の予約票をお渡しします。

看護専門外来担当表

午前 糖尿病看護 糖尿病看護 がん看護  ストーマ外来 ストーマ外来
療養指導
フットケア
療養指導
フットケア
がん看護相談 ストーマケア
第1のみ
ストーマケア
午後 がん看護   がん看護 糖尿病看護 糖尿病看護 がん看護 
がん看護相談 がん看護相談 療養指導
フットケア
療養指導
フットケア
がん看護相談