現在禁煙外来で使用する薬剤が、製薬会社の都合により出荷停止となっております。それに伴い、当院での禁煙外来の診療を当面の間中止させていただきます。ご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
禁煙外来
(2021年6月より休止中)
タバコをやめられないのは、ニコチンのもつ強い依存性が原因です。2006年から「喫煙はニコチン依存症という病気で喫煙者は患者」という考えのもと、保険適用による禁煙治療が可能になりました。
「禁煙したいと思っている方」、また「禁煙をはじめてもなかなか成功しない方」等を対象に、比較的楽に禁煙に導入できるよう、医師が禁煙補助薬の処方や禁煙のサポートをいたします。私たちと一緒に、禁煙を行っていきましょう。
【 保険診療で禁煙 】
禁煙治療は、以下の条件をすべて満たした場合には、健康保険が適用されます。
- すぐに禁煙する意志がある
- 1日の喫煙本数×喫煙年数が200以上(35歳以上の方のみ。34歳以下の方はこの項目不要)
- 医師から禁煙治療についての説明(12週5回受診)を受け、その治療を受けることを文章により同意している
- 1年以内に禁煙治療を保険診療で受けていない
- ニコチン依存度テスト「TDS」が5点以上
*ニコチン依存度テスト(TDS)
- 自分が吸うよりも、ずっと多くタバコを吸ってしまうことがありましたか
- 禁煙や本数を減らそうと試みてできなかったことがありましたか
- 禁煙したり、本数を減らそうとしたときに、タバコがほしくてほしくてたまらなくなることがありましたか
- 禁煙したり本数を減らそうとしたときに、次のどれかがありましたか
(イライラ・神経質・落ちつかない・集中しにくい・ゆううつ・頭痛・眠気・胃のむかつき・脈が遅い・手のふるえ・ 食欲または体重の増加) - 上の症状を消すために、またタバコを吸い始めることがありましたか
- 重い病気にかかって、タバコはよくないとわかっているのに吸うことがありましたか
- タバコのために健康問題が起きていることがわかっていても吸うことがありましたか
- タバコのために精神的問題が起きているとわかっていても吸うことがありましたか
- 自分はタバコに依存していると感じることがありましたか
- タバコが吸えないような仕事や付き合いを避けることが何度かありましたか
■ 条件にあてはまらない方、保険で認められている通院回数を越えた場合は、自由診療となります。
【 禁煙治療の流れ 】
◆初回
問診により治療法の説明の他、ニコチン依存度、喫煙の状況、禁煙の関心度などを確認します。
呼気中の一酸化炭素濃度の測定を行います。条件等を考慮し、禁煙補助薬を処方します。
◆2回目
初回から2週目に、喫煙状況や離脱症状の有無・程度をチェックします。
呼気一酸化炭素の測定を行い、禁煙補助薬の追加処方を行います。
◆3回目、4回目
4週目、8週目にも、呼気一酸化炭素の測定と、出現した離脱症状や対処法などのお話、禁煙補助薬の追加処方等をします。
◆5回目
12週目の再診が最終回、治療終了です。禁煙に成功していれば、そのまま禁煙を継続するためのコツを一緒に考えていきます。
診療時間 | 毎週水曜日 14:30~16:30(完全予約制)現在受け入れ停止 |
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料金 |
保険診療: 自由診療: |
予約方法 |
病院初診受付で直接お申込み下さい。電話でも予約が可能です。 TEL(078)594-2211(代) |
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