診療・各部門
血液透析のQ&A
針を刺す時に少し不快感や痛みがありますが、血液を浄化している間は痛みはありません。
透析中に、針が抜けることはありませんか。
透析中、針は抜け落ちないようにテープでとめてあります。治療が終了したら、針は取り除かれます。血液検査を受けた時と同様に、血が止まるまでガーゼをあてバンソウコウを貼ります。
あなたの透析スケジュールに合わせて旅行計画をたてます。2日以上の旅行や出張では、目的地で透析を受ける病院の予約を入れる必要があります。
透析をした日は、入浴などで針を刺した部分を濡らさないほうが良いでしょう。常に針を刺した部分の清潔を保つよう心がけましょう。
CAPDのQ&A
清潔で、静かで、邪魔の入らない場所を確保できれば、家の中、職場、学校、車の中、旅先などで交換できます。
食事制限はありますか。
CAPDでは、1日24時間絶えず老廃物や水分を取り出しますが、血液透析と同じように食事制限は必要になります。ただ、カリウムを多く含む果物や野菜等は普通に食べられます。CAPD療法は、バランスのとれた食事をとることが大切です。
成人の場合、通常2リットルの透析液を入れます。CAPDを始めたばかりの頃は少しお腹が重いように感じる方もいますが、すぐに慣れてきます。
APDのQ&A
機械(APDサイクラー)をセットした後は、どうすればいいのですか。
機械が自動的に透析液の交換をしてくれますので、朝まで何もせずに、眠ることができます。専用のキットを使用すれば、途中で透析の中断をすることも可能です。
夜間、機械(APDサイクラー)にトラブルがあった時はどうすれば良いですか。
ほとんどトラブルはありません。透析中に問題があれば、安全機構によりブザーが鳴り、機械が異常の原因をメッセージで知らせてくれます。それでも原因がわからない時は、病院または24時間サービスのCAPDコールセンターに連絡をして、指示を受けてください。APDサイクラー以外のトラブルでも病院が24時間体制で対応できるシステムをとっています。安心してください。
毎年、多くの方が旅行を楽しんでいます。CAPDの場合、旅行先に透析液などの薬剤・器材があれば透析ができますから、旅行中に透析施設へ行く必要はありません。海外旅行には、個人で行く場合もありますが、旅行会社が企画する「CAPD患者さん向けツアー」に参加される方もいます。
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