令和元年11月9日第16回市民医療セミナーを開催致しました。お天気にも恵まれ、さわやかな秋晴れの1日となりました。
大友院長の挨拶よりスタートした市民医療セミナー。開催16回を迎えました。お越しになられている皆様に大友院長よりこれまでご参加頂いた回数を尋ねる場面がありました。10回をこえてご参加くださっている方々が大変多く、職員一同、驚くと共に、うれしい気持ちになりました。
司会は総務企画課の山岡 徹也が務めさせて頂きました。
本番の講演では、婦人科診療部長の辰巳 弘先生より女性の年代に合わせた注意すべき点やかかりやすい疾患など、女性のライフステージに沿った疾患や治療のお話しを頂きました。
乳腺外科医長の西尾 実先生からは、乳がんの話。診療に来られた患者さんの実話や、健診を敬遠しがちな背景など、患者さんに寄り添う視点からのお話しが中心でした。健診の重要性やすすめなどもあり、頷かれる方も多くおれました。
整形外科部長代理の久保田 迅是先生からは運動器疾患と骨粗しょう症のお話。治療に関する薬の詳細やロコモシンドロームの話まで盛沢山の内容となりました。
地域医療推進部長を務める副院長の松本 圭吾先生からは、当院の健康管理センターに関するお話しがありました。
今回のテーマは「女性に優しい医療のお話」。各部門のスタッフも皆様のコミュニケーションを取らせて頂きました。
臨床検査部は骨密度検査。ご希望頂いた皆様に体験して頂くことが出来ました。
当日対応させて頂いた臨床検査部メンバーです。
展示コーナーでは放射線科によるマンモグラフィーやMRI、骨密度の精密検査関係の資料が細かく紹介されました。スタッフも皆さんとお話ししながら、説明をさせて頂きました。
ドクターの相談コーナーでは、婦人科、外科、整形外科の相談が出来、講演内容に関係する質問や日頃の身体の不調など、直接先生方に相談頂きました。外来診療とは違い、ゆっくり話せる機会となり、参加された皆様から喜んで頂きました。
薬剤部、栄養、リハビリとその他の相談コーナーも専門スタッフが皆様のご相談にお応えしました。
今回、講演頂いた先生方です。
第二部は「人生会議」~もしものときにどのような医療・ケアを希望しますか?~がテーマとなりました。司会は当院の主任ソーシャルワーカーの早草 健志が務めさせて頂きました。
慶応義塾大学医学部衛生学公衆衛生学教室より山岸 暁美先生を講師にお招きした他、神戸市医師会からは、未来医療検討委員会委員の水川 克先生よりご講演頂きました。
第16回市民医療セミナーに参加した先生方です。
次回の開催は令和2年6月6日(土)来年です。皆様が聞きたい!相談したい!と思われる内容をご用意してまいりたいと思います。
ご参加頂いた皆様、本当にありがとうございました。