専攻医教育連携病院

専攻医教育連携病院

 神戸市北区は人口約23万人、住民にとって身近で安心感のある地域医療を提供するとともに、大学の関連病院、研修認定を受ける中核病院として、幅広い医療の提供を行っています。神戸の中心街より車で20分程度の六甲山系の高台に位置する北区エリアは、救急搬送の約77%を区内で完結しており、当院も2〜2.5次の救急搬送を請け負っています。当院は急性期を担っているが、急性期の病態だけに特化するも十分な医療を提供しているとは言えないと考えており、地域支援病院を掲げ、急性期から慢性期、緩和ケアへと一貫した医療の提供に勤めています。介護老人保健施設や訪問看護ステーションもあり、この地域を包括的にケアできる体制づくりを推進しています。

診療科情報

専攻医教育連携病院

 新内科専門医制度・総合診療専門医制度とも、基幹病院として認定を受けています。当院では、ほぼすべての診療科が揃うと共に、各々研修認定施設を取得していることから、専攻医1年目よりサブスペシャリティを視野に入れた研修が可能です。診療科を決めている方、これから決める方共に、広く募集しています。

診療科の垣根も低く、学閥も感じない環境は、年齢問わず相談できる環境が揃っています。指導医との距離も近く、医局内もなごやかな雰囲気です。

専攻医教育連携病院

専攻医教育連携病院
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耳鼻いんこう科

 当院の耳鼻咽喉科は常勤医3名非常勤医2名体制です。鼓室形成術や鼻副鼻腔手術、口腔咽頭手術の症例数はいずれも県内5位以内です。他にも多岐にわたる耳鼻咽喉科領域の疾患は一部の進行癌以外全て対応しているため、大変多くの症例数を経験出来ます。

 専門医プログラムは京都府立医大であり、同大学病院、京都、大阪や滋賀の病院などでの勤務もありますが、プログラムを当院で始めることで耳鼻咽喉科医として必要なスキルはみるみると習得出来る環境が整っています。
 可能な限り多くの手術を経験してもらうため、指導医と共にどんどん手術に入り、スキルの成長具合に応じて施行してもらう内容をグレードアップする方針としております。手術前後には予習、復習としての画像検査、手技の手順を指導医とディスカッションし、自らも考えてもらう癖がつくこと、他科を含む他のドクターと気軽に相談し、協調性のある医師になってもらうことが大切と考えています。
 耳鼻咽喉科は感覚器障害の患者に対し、自らの手で治すことの喜び、感動があり、医師としてのやりがいがある診療科です。是非一緒に研鑽しましょう!

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耳鼻いんこう科診療部長
柴田 敏章先生
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血液腎臓内科

 内科の中ではメジャーでないように見えてその実、一番内科 Internal Medicine なのは当科です!患者さんを診て、考えて、理論的に薬で治していくのが、醍醐味だと思います。
 腎臓内科では、腎炎やネフローゼに対しての腎生検からの診断や治療、電解質異常や今たくさんおられる慢性腎臓病へのアプローチを学び実践し、他科の先生にも頼られる全身管理が出来る医師への教育をおこないます。急性期病院では珍しい維持透析施設で有り、合併症入院の患者の管理やICUでの血液浄化療法、腹膜透析についても透析関連手術から手技を学んでもらいます。腎臓ならびに透析の専門医が取得可能です。
 血液内科では、リンパ腫骨髄腫のコモンな腫瘍性疾患の化学療法を中心に、移植治療や貧血や血小板減少などの良性疾患についても沢山の症例を経験し、血液、腫瘍内科、癌治療専門医の取得が可能です。また、免疫内科に関しても神戸大学との連携でリウマチ専門医を取ることができます。高齢者の多い今の世の中で多くの合併症を管理しながら患者さんに寄り添って治し生きていくことを一緒に考えていけるドクターを期待しています。
 大学の枠を越えて希望の医局へ入局実績があります(京都府立、神戸、兵庫医、大阪、岡山、など)。本当の内科医が少しでも全国に増えることを望んでいます。

専攻医教育連携病院

内科診療部長
足立 陽子先生
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皮膚科

 皮膚科は直接、目に見える皮疹を診療します。誰でも、一度は見たり経験したりしたことのある疾患も多くあると思いますが、皮膚疾患は非常に多岐にわたります。アトピー性皮膚炎や乾癬など内科的疾患や腫瘍など外科的疾患そして最近では美容やアンチエイジングの分野もあり非常に広範囲の領域を扱います。

 当科は常勤医2名の体制で、京都府立医科大学のプログラムに入っています。初期研修後、3年目は大学病院での研修となり、4年目以降当院で研修することが可能です。診療は、午前には外来診療、午後には予約診療(外来手術、検査など)、病棟・入院患者の診察・処置を行います。形成外科とも連携し特に皮膚腫瘍の手術を行い、診断から治療まで経験することができます。また、大学から先生を招いて、月1回、症例の検討をおこなっています。。
上記のように皮膚科では非常に広範囲な領域を扱うため、次々と新しいことが出てきます。皮膚科なら、自分に興味のあることが見つかるのではないでしょうか。

専攻医教育連携病院

皮膚科診療部長
村西 浩二先生
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整形外科

整形外科は運動器を扱う診療科です。

 当科では常勤医5名の体制で、外来・病棟・手術業務をこなしております。
専門医プログラムは兵庫医科大学のプログラム連携施設となっており、外傷はもちろんのこと、変形性関節症、脊椎疾患などの慢性疾患、スポツ外傷に対しても手術加療(患者さんの手術待機期間を1日でも減らせるよう毎日午前午後手術可能なマンパワーを保有しています)を行う体制は整っています。

 神戸市北区の基幹病院として最後の砦となるべく保存的加療から外科的加療まで医療圏内で治療が完結できるよう、またまんべんなく経験してスキルアップできるよう主治医制を取り、外来から手術、退院まですべてに介入できるよう研鎖できる体制にしております。

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整形外科診療部長
岡山 明洙先生
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外科

 当院外科は京都府立医大消化器外科学教室の連携施設として日本外科学会の専門研修プログラムに沿った研修を行っております。当院で過ごす2年間にできるだけ多くの術者や助手を経験できるようにしています。当科の対象疾患は主に消化器全般(胃、腸、食道、肝胆膵、へルニア)、外傷、腹部救急になります。

 外科では自ら下す診断と治療が直接結果に反映されるため、厳しい一面がありますが、逆に正しい診断と手術ができたときの喜びは大きなものとなります。また日々の修練により診断技術や手技の進歩が自分でもわかるため、他ではない充実感が得られることと思います。当院は神戸市の中心部から少し離れた「都会に近い田舎」の病院ですが、逆に若手外科医にとっては活躍の場が多いと思います。外科医になって、当院で一緒に頑張りませんか。見学、お問い合わせをお待ちしております。

専攻医教育連携病院

外科診療部長
谷 直樹先生
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総合内科

 総合内科の『総合』とはどのような意味でしょうか?高齢化社会においては、他領域にわたる複数の医学的問題を抱えているのみならず、社会的な問題を抱えている場合も少なくはなく、それらの問題に対して包括的にアプローチすることが、そのひとつのとらえ方であるように思います。個人的には、総合内科として診療されている先生方は、それぞれの『総合内科』としてのスタイルを持っておられるように感じています。総合内科では具体的な手技を駆使した医療が実践できる機会はあまりありません。ですから、若い先生方は医療を実感できることが少ないかもしれません。だからこそ、若い先生方が『総合内科』の診療に参加して下さる際には、ともに学び、考えながら、それぞれの先生方の『総合内科』を感じて頂き、ひいては『医師としての自分の姿』を感じて頂けるように心がけたいと思っています。そして、将来どのような分野を自分の専門とされる場合にも、その礎となるものを築き上げることのお手伝いができれば、と考えています。

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総合内科診療部長
桂 敏明 先生
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脳神経外科

・京都府立医科大学脳神経外科の専門研修プログラムの連携施設に認定されています。当院で専攻医研修を開始し、基幹施設である京都府立医科大学等で研修を継続すれば最短コース(後期研修5年目)で脳神経外科専門医試験の受験資格が得られます。

・3名の脳神経外科専門医と2名の専攻医が在籍しています。脳血管障害症例が全体の2/3を占めますが、外傷や脳腫瘍、機能的疾患(痛みや拘縮)など幅広い疾患を研修できます。

・手術、検査は専攻医が優先的に参加できる体制をとっています。脳血管撮影、穿頭術、開閉頭は専攻医が術者で執刀しています。脳血管内手術や顕微鏡操作、内視鏡手術は専門医の指導のもとで、スキルアップする喜びを実感できます。日常業務にAライン挿入、CV挿入、気管内挿管、人工呼吸管理が含まれ、救急対応や当直に自信がつきます。

・当科はオンオフのメリハリをつけることをモットーとしています。仕事もプライベートも充実した研修生活を送ってもらえると思います。見学に来てもらえると嬉しいです。

専攻医教育連携病院

脳神経外科診療部長
桑山 一行 先生
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循環器内科

 循環器内科は中規模ながら、PCI、EVT、心エコー(心不全)、不整脈および心臓核医学といった各分野のハイレベルな指導医がそろっており、専門教育はとても充実しています。専門医は循環器学会、心血管インターベンション学会、不整脈学会および核医学会のものが取得可能です。
 受け持ち患者の診療方針決定や治療手技が難しい場合は上級医が気軽に相談にのり、しっかりサポートします。PCI, EVT, ablationなどの手技に興味のある人は積極的にしてもらい、しっかり上達してもらいます。ちなみに一昨年は、PCI件数346例のうち100例超を専攻医1名がメインで行いました(昨年の専攻医はゼロです)。手技よりも心不全などの内科的領域に興味がある人も歓迎しています。研究会や学会発表は1年に3-5回程度あります。
 研修終了後は全く自由です。希望すれば当科の関連である京都府立医科大学の大学院に進学したり、当科に勤務医として残ったり、また大学の関連病院に異動することも可能です。
 診療科の特性で多忙とはなりますが、仕事や患者が集中せず、また休日もしっかりとれるように配慮していますので、それなりに充実した研修生活が送れるのではないかと思います。当科の雰囲気は緊張感と和やかさを併せ持ち、居心地は良好だと思いますので、ぜひ見学に来てください。

専攻医教育連携病院

循環器内科診療部長
田中 哲也 先生
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消化器内科

 当科では消化管・胆膵領域の内視鏡、肝臓疾患、化学療法及び消化器疾患全般をそれぞれが得意分野を活かす形で診療しています。特に内視鏡分野では、内視鏡検査室3列、X線テレビ室2列で検査を行っており、最新の内視鏡機器に加えて超音波内視鏡(ラジアル、コンベックス)、カプセル内視鏡(Given社製)、ダブルバルーン内視鏡(Fujinon社製)を常備しており、ESD、消化管ステンティング、EUSガイド下治療等の最新の治療手技にも積極的に取り組んでいます。また、これらの成果を積極的に研究会や学会等で発表しています。

 当科は外科、放射線科、病理検査科等と診療科を超えた連携も必要不可欠と考えており、外科との合同カンファレンスや、消化器疾患の地区研究会を共催するなど、他科の壁を感じずコンサルテーションできる環境づくりを行っています。また、日本消化器内視鏡学会及び日本消化器病学会指導施設として、研修医・専攻医の診療指導にも力を入れています。研修後は大学への入局や、大学院への進学、当科での勤務など、多くの選択肢があります。とにかく症例を積みたい!という方は、少数精鋭の当科の環境はお勧めです。

専攻医教育連携病院

消化器内科診療部長
三田 正樹 先生
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呼吸器内科

『一緒に頑張りましょう!』

 当院は神戸市北区において呼吸器内科専門医が常勤する唯一の病院です。当地域における呼吸器診療の中心的な役割を果たしており、種々の疾患を経験することが出来ます。
 呼吸器専門医制度の変更に伴い、当院は京都府立医科大学呼吸器内科を基幹施設とした連携施設となり、呼吸器内科としては当院独自で専攻医を募集することが出来なくなりました。
 しかし、新・呼吸器専門医制度において専攻医は基幹施設のみではなく、複数の施設で研修を行う必要があります。また、中にはジェネラルで内科を志望される先生や内科のサブスペシャリティーで迷われている先生もおられるかもしれません。呼吸器内科を専門とすることは決めているが進路が漠然としている先生方、必ずしも呼吸器内科を専門と決めているわけではないが呼吸器内科も気になる先生方、御相談頂ければお役に立てることがあるかもしれません。
 どのような経緯であっても当院で研修される専攻医の先生方には、より主体的に多岐にわたる呼吸器疾患を経験して頂きます。知識や手技の習得はもちろんですが、患者さんやご家族とのコミュニケーションも大切であると考えています。
医師免許取得後、研修医の期間も含めて最初の数年間が今後の医師人生に大きな影響をもたらします。その大切な時期をより充実したものにするお手伝いが出来ればと思っています。

専攻医教育連携病院

呼吸器内科診療部長
大杉 修二先生
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独立行政法人 地域医療機能推進機構(JCHO)
神戸中央病院

〒651-1145 神戸市北区惣山町2丁目1番1号
Tel:078-594-2211(代表)
E-mail:saiyou@kobe.jcho.go.jp
担当:総務企画課 経営企画係
お問合せはE-mailもしくはお電話にて受付けております。

病院の概要

所在地 :神戸市北区惣山町2丁目1番1号
電話番号:(078)594-2211 FAX番号:(078)594-2244
管理者 :病院長 松本 圭吾
創立日 :昭和23年7月
交通機関:神戸電鉄 「北鈴蘭台」駅 バス5分
病床数 :389床(緩和ケア22床を含む)
標榜科目:総合内科 内科(腎臓・透析) 内科(血液・免疫) 内科(糖尿病)
     循環器内科 消化器内科 呼吸器内科 脳神経内科 小児科 外科
     整形外科 皮膚科 精神科 耳鼻いんこう科 脳神経外科 婦人科
     歯科口腔外科 眼科 放射線科 リハビリテーション科 麻酔科 緩和ケア

JCHO神戸

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