病院長挨拶

 令和4年度の始業にあたりご挨拶申し上げます。
新型コロナウイルスが日本に「上陸」してはや2年が過ぎ、3度目の春を迎えました。
100年一度といわれる今回のパンデミックが日本においても社会、経済、医療に与えた影響は甚大で、生活様式を一変させています。当院においても、この間、コロナ関連で幾度か困難な時期を迎えましたが、何とか乗り越えてまいりました。これらの難局を乗り越えたことで残されたものは少なからずあります。一言で言うと、レジリエンス(復元力、回復力)がついたと思います。一般的な意味での「レジリエンス」は、あるシステムが、何らかの要因で混乱に陥った時にそこから元にもどる力という意味で使われることが多いと思われます。一方で、「レジリエント・ヘルスケア」という医療分野の危機管理の体系では、「レジリエント」は単に打たれ強くなるのではなく、インシデント・アクシデントの検討による再発予防に加えて、上手くいった事例を最大限に活用する視点も提唱されています。新型コロナ感染の終息が未だ道半ばのなか、コロナ禍で得られた「多職種によるチーム医療の強化」「ITを用いた地域スタッフとのオンライン会議」などを推進することは今後の医療の発展には重要と考えます。
病院長

病院長 松本圭吾

 さて、今年度は、待望の脳神経内科常勤医の着任と欠員がある消化器内科でスタッフが補充され、当院は急性期総合病院としての充実した態勢づくりへ努めてまいります。昨年度、大幅に拡充された整形外科では、入院患者・手術数の顕著な増加に繋がっており、地域の医療ニーズにお応えしていると考えております。
 さらに、当院の強みである健康管理センター、介護老人保健施設、地域包括ケア病棟、緩和ケア、訪問看護ステーションなどの併設の施設による予防から急性期治療後のケアに至る総合的な医療・介護体制についても施設間・地域との連携を強化してゆく所存です。
 今春は80名を超える常勤職員が新たに着任しました。この新しい力とともに更なる地域医療の発展に尽くしたいと考えております。本年度もどうぞよろしくお願い申し上げます。

令和4年4月
独立行政法人 地域医療機能推進機構(JCHO)神戸中央病院
病院長 松本 圭吾



セカンドオピニオン予防接種外来専門外来各部門・関連施設看護部薬剤部
健康管理センター健康管理センター(ハーバーランド)看護学校介護老人保健施設

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